応援団員の現役諸君には、いろいろと悩みが有ると思いますが、
家の息子の一番不安定な時期が、1年生の夏の野球応援が終わってからの
12月の奉納式までの間だったような気がします。
埼玉六校応援団連盟の内、春に文化祭を行う春日部、不動岡に共通(そう思い込んでいる)した
悩みではないかと思うのですが、秋に文化祭がない分、夏合宿の目標が見えずらく、
夏の野球応援では燃え尽き、学校の宿題の多さに度肝を抜かれ、夏季講習の時間もままならず
挙句の果てには 一番部員として成長する2年生についていくのがやっとの一年生は、
悩みが多くなるのは 当たり前です。
私の様に、夏季講習よりも応援団、学校の宿題よりも応援団、などと騒いでいる キチガイ親父の
息子でさえ、なんか、中だるみしていたぐらいですから、そりゃ、県内有数の進学校である
六校応援団の諸君は、悩みのオンパレードでしょうね。
ただ、春日部、不動岡以外は、秋に文化祭が有る分、夏の間も悩む暇も無く猛特訓されて
いるのかも知れないので、少し、状況は異なるとは 思うのですが、 文化祭が終わって
その後の 日輪までの間、恐らく同じ様な状況に陥ると思われますので 他の4校も
注意していただきたいのが、この時期、ご子息(お嬢様)の行動や言動には、
耳をダンボに、目を少女マンガの主人公のように見開いて観察してください。
まあ、高校生のご子息ですから、余り過剰になるのも考え物ですが、
解らないまでも、話を聞いてあげるなり、学校の様子を聞くなり、親子の会話を
成立させて下さい。
これは、私の場合ですが、余りにしつこく聞き過ぎたため、家の息子には
『自分で高校時代にやりゃあ良かったんじゃあないの?メンドクサイよ!』
などとののしられましたが、上手く説明出来ないのと、自分のボキャブラリーの
無さを隠そうと、逆ギレしていた家の息子には、少しがっかりさせられましたが、
部活のことを余り話さなくなったのもこの時期でした。
(恐らくは、自分がこんなに大変なのに、応援団の行事を心から楽しんじゃってる
アホな親父に、嫉妬或いは、その能天気さに 呆れていたのかもしれません)
応援部員として 1年のこの時期を如何に乗り越えるかで、その後の成長が
変わってくると思いますのでしっかり応援してあげてください。
話は変わりますが、春日部高校応援指導部の場合ですが、秋の大運動会は、
隠れた晴れ舞台です。
部活対抗リレーでのパフォーマンスは、親として見逃してはなりません。
仕事をホッタラカシニしても見る価値ありです。
更には、春高体操も一度はライブで 見るべきですね。
男としては自分で参加したくなるぐらい楽しそうで、”漢のみの演技”って
感じで、上手く言葉では表せませんが、母親のハートにグッと来るものが
有る筈です。
書き忘れましたが、3年生の入場行進、これも見ごたえがあります。
高校生らしからぬ その高度なパフォーマンスと仮装の面白さは
見る者を心から楽しませてくれます。
もちろん、最後の 学注から秩父~校歌までの応援指導部の独り舞台は
親として誇らしい限りです。
春日部高校に限らず、恐らく 六校応援団連盟の体育大会或いは運動会は
同じような感じではないかと思われますので、騙されついでに 他校の方も
秋の運動会、観戦に行ってみてください。
ついでに、春高だけの隠れメインの注目演技ですが、
全校生徒で行う 校長先生扇動による(表現がまずいかな?) 万歳三唱、
これは 見ごたえがあります。 今時の高校生が 万歳三唱かよ???
と思われる方がいらっしゃると思いますが、これがなかなかどうして、
まあ、一度 ご覧になってください、とにかく その迫力と男気、
感動せずにはいられません。
親として楽しめる時期は、子供たちにとって、一番過酷で、大変な時期なのかも
しれませんが、伝統校で 応援部員になったからには 最後までやり遂げる事こそ
人間として成長し、プライドという重心を安定させる行為なんだと思います。
ガンバレ 応援部員。
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